「VESTA ASPIRE 41」製品使用レビュー

「VESTA ASPIRE 41」製品使用レビュー

写真家/Jima(じま)様から頂いた製品使用レビュー


皆さんこんにちは。

写真家のJimaでございます。

私は以前よりVANGUARDのカメラバッグを愛用しております。



実は最近まで、大きなカメラを持ち出す際にはトロリータイプを選んでいました。
そして、気軽な撮影時には普段使いのリュックにインナーボックスを入れておりました。


(1)カメラバッグは容量別で揃えるべし

使い慣れたリュックにカメラがクッション性のあるインナーボックスで持ち出せる点に魅力を感じておりました。

ただ、最近では私の撮影スタイルも変化し、大きいカメラの日もあれば軽くて小さいカメラで出かけることも増えました。

「写真撮影のために出かける」ことに加え、「出かけた先で写真を撮る」というスタイルへの変化です。

このようになると、利用頻度を考えて「小型カメラ用のカメラバッグもあった方がいいかな」と思うようになり、量販店などで様々なメーカーの製品(カメラバッグ)をチェックし始めました。

大きいカメラバッグは内容量などを含めて選択肢が自然と絞り込まれますが、小型の場合はデザインを含めて多種多様になります。良い意味で迷う時間が長くなり、決めきれない状態になりました。

VESTA ASPIRE 41と収納例についての画像

思い切って複数個のカメラバッグを購入してしまい、気に入ったものを手元に残して友人等に譲るという作戦もありますが、自宅にカメラバッグが一時的とはいえ大量に溢れる状況は避けた方が良いかと考えました。

そうなると「今まで通りのインナーボックスで十分か」という考えも浮かびますが、Z fc や Z 30(ニコンのミラーレス一眼カメラ)の場合はレンズも小さいものが増えているため、「コンパクトにまとめたい」という欲求を捨てきれずにいました。

カメラや小物

一眼レフカメラのフルサイズ機を持ち出す際は悩まないのに、小さいカメラになると意外と難しいと再認識しました。そして、機材を多く持ち出す日と気軽な撮影の日で、カメラバッグを使い分ける状態を意識するようになりました。


(2)VESTA ASPIRE 41 を使う理由

先に述べた通り、カメラバッグは様々なメーカーがサイズや色、収納の仕方など多様な視点で豊富なラインアップを展開しています。


VESTA ASPIRE 41を背負っている画像

VESTA ASPIRE 41に三脚を収納している画像

これを踏まえて、意識して絞り込むべき要素を自分の中で優先度付けしました。

重要な要素は以下の通りです:

  • カメラバッグらしさが強すぎないデザイン
  • カメラバッグ本体の軽量さ
  • 必要な容量の確保
  • 各ポケットなどの使いやすさ

つまり、機能性とデザイン、そして軽量であることが私の中で大事な要素です。

加えてコストパフォーマンスも考慮し、気軽なカメラバッグであるため、価格も手頃であることを望み、1万円前後を予算として設定しました。

以前から三脚や大型のカメラバッグ(トロリーバッグ)を使用してきたVANGUARDにも、多様なカメラバッグがあることを思い出しました。

 

トロリーバッグの画像。VEO SELECT42T

そして機能性重視のカメラバッグも数多くありますが、今回は日常にも溶け込む(カメラバッグすぎない)デザインとしてVESTA ASPIRE 41を選びました。

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数カ月利用した結果、以前は大きな収納力のあるカメラバッグを選んでいたため「もう少し入れば」と思う場面もありました。

しかし、これは「色々詰め込み過ぎず、今日はシンプルに楽しむ日」という撮影に注力しすぎないための装備として、旅行などを楽しむ際に活躍しています。どうしても「これは必要」というアイテムで荷物が多くなる場合は、素直に大きなカメラバッグに切り替えてしっかりと機材を持っていきます。

このカメラバッグを基準に、持ち出す機材量を選んで決めることが、最近は重要だと感じる場面も増えてきました。

VESTA ASPIRE 41の上部収納スペース

VESTA ASPIRE 41に撮影機材を収納している画像

もちろん商業撮影等であれば、どのような環境でも即座に対応しつつも、効率と質を担保するために装備(機材)が多いと助かる場面はあります。

だ、気軽に楽しむ際は、持ってきた機材で最大限に撮影しつつ、体験(旅行先での思い出など)を重視することを意識しています。

年齢や環境、求める写真の質や量に応じて機材も変化するため、併せてカメラバッグも最適化を意識することは大切だと思います。


(3)利用する中で気づいたこと

やはりカメラバッグは背負うことが大前提となるため、しっかりとしたフィット感や機材を守ってくれる安心感は大事だと再認識しました。

重たいカメラバッグであれば、クッション性などを強化することが可能ですが、軽いカメラバッグでフィット感やクッション性に加えて収納可能な機材量で選び出すと、意外と選択肢が少なくなります。

これは店頭で数分ほどチェックするだけでは把握できない大事な要素になります。

ちなみに、実際に私がVESTA ASPIRE 41で気軽に出かけた際の小話ですが、カメラバッグ内にスペースが余っていれば、旅行先で購入したお土産(ぬいぐるみなど)を入れております。

VESTA ASPIRE 41のお土産を収納

小型なミラーレス一眼カメラ(Z 30 + NIKKOR Z 26mm f/2.8)とアクションカメラ(OsmoAction 3)で出かけた際の動画と静止画もあるため、観ていただけると嬉しいです。

カメラバッグに限らずですが、ブランド力を含めて「使ってわかる」細かい質の高さ、造りの良さが価格に反映されるものだと思います。

最近のカメラバッグでは横開きが流行っておりますが、私の場合は旅行先について小さいカメラ(Z fcなど)であれば取り出してネックストラップで移動するため、横開きにこだわる必要もありませんでした。

VESTA ASPIRE 41上部へカメラを収納しているが画像

カメラを一時的に収納する際も上部の領域に入れるだけで十分です。加えて意識したい点は、大きな三脚は収納や横ポケットへの収納が難しいです。

背負った際の左右差のバランスも気にならず持ち出せるため、テーブル三脚やコンパクトな三脚を選ぶようにしました。

少し不思議な話ですが、高級かつ高性能なカメラで多くの機材を持ち出して撮影することも大切ですが、気軽なカメラで過行く日々をサクっと簡単に撮影しつつ、撮影以外の時間も併せて大切にすることが大事だと感じております。

カメラバッグは意外と選ぶのが難しく、簡単に試せたり利用した印象などは情報が少ないのが現状です。

事実、私も小型なカメラバッグ選びに苦労しました(笑)。この記事が皆様のカメラバッグ選びの参考になれば幸いです。

カメラバッグを探しているなら


カメラバッグを探しているなら

カメラバッグは、機材の数や大きさに適したサイズや容量、バッグの種類があります。また、安全に機材を持ち運びできるような機能性と、自分好みのデザイン性など、購入するときに重視するべきポイントも多いものです。

それぞれのバランスを考慮し、自分が持っている機材に適していて、目的や実用性にぴったりのカメラバッグを選ぶと良いでしょう。

VANGUARDのカメラバッグは、リュックやメッセンジャー、トロリータイプキャリータイプ)などさまざまな種類が豊富です。機能性やデザイン性に優れたバッグであり、満足のいくバッグが見つかるでしょう。

 

多くの写真家やアウトドアファンに愛されている人気メーカーですので、ぜひ商品をチェックしてみてください。

 

>>VANGUARDのカメラバッグのラインナップはこちら



筆者紹介


Jima(じま)/ 写真家

Jima(じま)/ 写真家

基本情報

5年間フォトスタジオのディレクター兼フォトグラファーとして活躍後 管理職として得た知識と経験を活かしてフリー撮影へ活躍の場を広げる。

動画配信などを通じてスマートフォンの普及により身近となった 「写真」に対して本格的なカメラでの撮影は難しいと感じる方や 初心者の方に「カメラだからこそ楽しめる」感動体験を提供する。

◆活動内容

YouTubeチャンネル「カメラ塾【JimaTube】」ではカメラや写真、 撮影知識に関する情報を「楽しく学ぶ」をコンセプトに発信中。

◆実績

YouTubeに5年間、毎週2本以上の動画を投稿。
総再生回数520万回、制作動画は900本を突破。

23年11月時点でチャンネル登録者数は約25,000万人。

◆YouTube

カメラ塾【JimaTube】
https://www.youtube.com/@jimatube

◆目標

・YouTubeチャンネル登録者数:10万人
・CP+やNikon Fan Meeting等のイベント登壇を目標に活動を続ける。

 



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