バンガードプロのブライアン・メニアーはほんの10年前、フォトグラファーとして駆け出しだった頃に、自分の高価な機材をどのように扱っていたかを思い出すと縮み上がる思いがすると言う。
” 僕は素晴らしいカメラとレンズを持っていたけれど、世界で一番安い三脚に載せていたんだ。” と彼は言う。
”自分の仕事に価値が無い三脚だっただけではなく、投資した機材にとってもとんでもなく危険なことだった。今では三脚と雲台は、多くの理由で自分の写真のスタイルににとっては重要なもの。そして何よりゆっくりと時間をかけてきっちりと構図を決められるようになったことに感謝している。”
ブライアンのシグネチャーでもある、ムードがあり感情に訴えるような写真は世界中でファンとクライアントを増やし続けていて、フォトグラファーそしてデザイナーとして、彼はいくつものブランドに写真とクリエイティブを提供している。高い志を持つフォトグラファーたちからの要望もあり、最近は彼のビジネスに写真のワークショップも加えられることになった。
” フォトグラファーからよく聞かれる質問の1つがどんな種類の機材が必要不可欠かということ。”
” 僕はいつもしっかりとして三脚と雲台の重要性を強調している。結局、カメラを支えてくれる絶対的に最高品質のサポートが必要なんだ。自分の三脚と雲台が安心なものかを知らずに、自分の高価な機材を不安定な状態に置くような危機に晒すつもりはない。”
オハイオ出身で今はデトロイトを拠点にしているブライアンは、三脚と雲台を写真において影響力のあるものと位置づけている。
” 頼れる三脚と雲台がなければ、単に日中にNDフィルターを使って長時間露光することもできない。”
” 僕が気に入っている方向性でもあるこういったスタイルの写真に興味が有るのなら、自分のカメラとレンズを支えているものはプロセスの中で重要なものとなる。”
新しい写真・創造の機会を追求するために新しい土地を旅して、探検することは、フォトグラファーたちにとってどんどん当たり前になっている。
” 僕はクリエイティブな人たちに、心地良いエリアから出て旅をすることを強く進める。”
” それによってまったく新しいスタイルを見つけるかもしれない。最近はよく旅をしていることもあって、みんなに何を持っていくかよく聞かれる。よく歩くことを自覚しているから、本当に必要だとわかっているものは置いていかず、それでも軽くパッキングするようにしている。”
What’s in my bag: ブライアンの日中の撮影においての”マストハブ”
- バッグ: Vanguard Adaptor 48
” このバッグは快適かつ僕の必要なものをすべて収納できる。機材を素早く詰め込むことができる上に、すべてが内部できっちり守られていると安心もできるんだ。”
- カメラ: Fujifilm X-Pro2
” このカメラについて話すのに丸1日付き合ってくれる?笑 はじめてのミラーレスカメラとしてXシリーズを5年前に手にして以来、その他のシステムに乗り換えようと考えたことはない。Fujifilmが自分のスタイルとテクニックに影響を与えていると信じているんだ。Fujifilmのカメラに依って自分のプロセスはより簡単になったし、新たな機会へのドアを開ける手助けをしてくれている。”
- レンズ: Fujifilm XF 10-24 f/4, XF 56 f/1.2, XF 50-140 f/2.8
- フィルター: Formatt-Hitech Firecrest Neutral Density (ND)
- 三脚と雲台: Vanguard Alta Pro 284CB with Vanguard SBH 100
” だいたいいつもバッグにAlta Pro(アルタプロ)を付けている。カーボン製で軽量だし実に頼れる。何の心配もいらないし、そのものが必要なものすべてなんだ。”
ブライアンはアルタプロを使い何千枚もの写真を撮影してきた。アルタプロはバンガードのベストセラーモデルでもあり、世界でいくつものデザイン賞も受賞してきた。ユニークなカメラアングルと、調節可能な開脚角度、優れた耐荷重などでフォトグラファーのクリエイティビティに寄り添う存在である。
ブライアンは同じくトラベル三脚 VEO 235AB とカメラバッグ Up-Rise II のバックパックを使用している。
” これこそ2016年にフォトグラファーでいられる最高の理由の1つだね。君が野心のある、あるいは新星のように現れた、または経験豊かな写真家のどれであっても、予算を圧迫することなく素晴らしい製品にアクセスすることができる。それはつまりお金をより旅に使うことができるということで、すばらしいことなんだ。”
さて、次はどうするつもり?ブライアン。
” クリエイティブな人たちの多くが自分たちの作品に決して完全には満足しない。自分も例外ではない。結局自分のことに関して言えば、僕はすべての些細なディテールにかなり神経質だ。いつでもよりよい方法を探しているし、進化する過程を心から楽しんでいる。次のことを考えると、まずはより頻繁に旅に出かけたいと思っている。”
予想通りの答えだった。ブライアンは学生の頃から自分のキャリアを確信していた。クリエイティブな仕事に対しての興味は若い頃から爆発していたけれど、芸術としての写真の魅力は学生時代のフィルム写真のクラスによって気づいた。情熱をビジネスに変えるために一時も無駄にせず、学生であるうちにクリエイティブエージェンシーに職を見つけた。
ブライアンの作品は彼のwebサイト bryanminear.com または Instagram でもチェックできる。
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