「VEO SELECT 45M」製品使用レビュー

「VEO SELECT 45M」製品使用レビュー

写真家/Jima(じま)様から頂いた製品使用レビュー


皆さんこんにちは。
写真家 兼 インフルエンサーとして活動しております Jimaと申します。

今回は私が愛用しておりますVANGUARDのカメラバッグVEO SELECT 45Mを選んだ理由と特徴を解説します。

製品レビュー動画はこちら

 


(1)VEO SELECT 45M を選んだ理由

以前、小型なカメラ一台に交換レンズが一本、テーブル三脚程度の軽量装備の際に利用するカメラとしてVESTA ASPIRE 41を紹介しました。

今回のVEO SELECT 45Mを選ぶ理由は端的に申し上げますと「フルサイズ機や少し荷物が増えた際にワンサイズ上のカメラバッグとして使えるから」です。

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機材量は撮影のたびに異なるため、カメラバッグに限った話ではないですが選択肢としてサイズ別や持ち運び方別(リュックやショルダー、インナーボックスにトロリータイプ等を揃えていると便利です。

数多くあるカメラバッグの中でも機能性が優れておりスタイリッシュなVEO SELECTシリーズはおすすめです。

 私がトロリータイプで愛用するVEO SELECT 42Tの他にはBFシリーズやRBシリーズ、Sシリーズなど選択肢は豊富です。

なのでVEO SELECT でサイズ別に41/45/49をS/M/Lの感覚で揃えることも使い勝手が共通で便利だと思います。

私はこの41(Sサイズの役割)がVESTA ASPIRE 41です。

「VESTA ASPIRE 41」製品使用レビューはこちら

jimaさんの「VESTA ASPIRE 41」製品使用レビュー画像

では、なぜVESTA ASPIREではなく中型(Mサイズの役割)をVEO SELECT 45Mを選んだか。

それは45や49(MサイズやLサイズの役割)となると気軽に出かけるだけではなく機能性などもカメラバッグに今以上に求める必要があるからです。

その点、VEO SELECTシリーズは機能性や収納スペース、仕切りのバリュエーションに小さいポケットなど使い勝手が良いです。

カメラバッグの上段スペースへ背面を開かずともアクセスできる点や側面から小物を取り出せる点も素晴らしいと思います。

 

上部からのアクセス画像

上部からのアクセス

 

サイドからのアクセス

サイドからのアクセス

 また、高価かつ大きいカメラやレンズを持ち運ぶ際は保護(クッション性)も大事です。

そこはカメラバッグとして開発されているためクッション性を含めて安心できます。

加えて背負った際のフィット感も良いことから普段はリュックとして使いますが、取っ手が側面にもついていることから時折横持ちで持ち運ぶときもあります。

私は大きなカメラを持ち出す際にトロリータイプ(VEO SELECT 42T)、
気軽な撮影時では普段使いとしてVESTA ASPIRE 41を愛用しております。

VEO SELECT 45Mは「トロリーを持ち出すほどでもないが、ある程度の機材量がある」という状況で大活躍しています。

【収納例】

カメラ機材の収納例

カメラ:Z 8 | Z 30
レンズ:NIKKOR Z 50mm f/1.8 S | NIKKOR Z 24-70mm f/4 S | NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
小物ケース:ALTA BCSx2 文具ポーチx2
※他にも上段スペースの領域にモバイルバッテリーや名刺などを収納。

持ち出した機材(Z8 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S)の撮影例

カメラバッグと少し話が異なりますがバンガードのバッテリーケース(ALTA BCS)はカメラ別(EN-EL15c/EN-EL25)バッテリーを2つずつ収納出来るため、オススメです。


(2)カメラバッグを容量別で揃える理由

先の(1)にて少し語ってしまっておりますため(2)は私が45(Mサイズ役)を含め容量別でカメラバッグを揃える理由を紹介します。

今までは大きいトロリータイプで多くの機材を持ち出すことが多かったのですが、最近は私の撮影スタイルにも変化が出ております。

Web媒体の参考写真(素材撮り)であればAPS-C機で必要十分な場面も多く、写真よりも筆者(私)が現地で「どのように感じたか」という体験談が重要な場面も多いです。

その場合は大きく重たい機材を持ち出すより小さくて軽いカメラZ 30やZ fcで威圧感なく日常に溶け込み撮影することが大切です。

対して、交換レンズを多く持ち出す必要がなくズームレンズ一本で対応できるが念のため高精細な素材(静止画や動画)を残しておきたい場合はZ 8が大活躍します。

こういった「少しこだわって撮っておきたい」場面にトロリータイプを持ち出す一歩手前の容量でカメラバッグがあることは安心感に繋がっています。

 カメラバッグのVEO SELECT 45Mに三脚も一緒に収納している画像

VEO SELECT 45 は上段のスペースがマジックテープで固定されているため取り外しが可能です。

トラベル三脚などを含め高さのある機材を収納する際は上段のスペースを取り外して全面で収納できるように調整しております。

もちろん、VEO SELECT45も側面に三脚や一脚を固定して持ち運べるスペースがあります。

私は三脚など硬いものが人や物にぶつかるとトラブルの原因になりかねないため「内側に収納できるなら収納する」タイプです。

ちなみにカメラバッグを選ぶ際は容量が大事で考慮すべき優先度が高いのは確かですが、長く愛用することを考えると他にも大事な要素があります。

私は「せっかくならカメラバッグらしくないデザイン」としてVEO SELECT のスタイリッシュなビジネスバッグのような見た目が気に入りました。

加えて「必要な容量がある」「背面のスペースを都度全開にせずとも、各ポケットが使いやすい」など機能性とデザインで選ぶことが多いです。

トロリータイプのVEO SELECT 42T もコンパクトなトロリータイプでコロンと愛くるしいデザインが気に入っております。

 

トロリーバッグの画像。VEO SELECT42T

 

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(3)人気シリーズの安心感

実はVEO SELECTシリーズは私の他にも利用者が多くレビュー動画や記事は数多く存在します。

ただ、多くの方は私が利用するVEO SELECT 45 よりワンサイズ大きい49を利用しておりました。

私も49にしようか悩んだのですが、「49ならトロリータイプで持ち出そう」と考え45を選びました。

もちろんVEO SELECT 49も素晴らしいカメラバッグですが一番大きいタイプとなるため、ガッツリ背負うことを目的としている。

対して私の目的は少し異なり「VESTA ASPIRE 41では収まりきらない場合のちょうどいいサイズが欲しい」です

VEO SELECT シリーズはサイズ違いで、仕組み(上段のスペースやサイドポケットの有無)などは似ています。

そういった数多くのレビュー記事等が見つかることは使用感を知るうえ参考になりますし、私も安心してVEO SELECT 45を選ぶことが出来ました。

VEO SELECT45を使っているイメージ画像

 カメラバッグに限らずですが、ブランド力を含めて「使ってわかる」細かい質の高さ、造りの良さが価格に反映されるものだと思います。

最近のカメラバッグでは上段スペースのアクセスや横開きが流行っており、デザインが優れた製品も増えています。

カメラバッグは数年単位で利用するもののため「入れば良い」ではなく「長く使いたい」という基準で選んでみることをお勧めします。

カメラバッグは意外と選ぶのが難しく、簡単に試せたり利用した印象などは情報が少ないのが現状です。

事実、私もカメラバッグ選びは体験ベースの情報を集める際に苦労したので(笑)
この記事が皆様のカメラバッグ選びの参考になれば幸いです。

カメラバッグを探しているなら


カメラバッグを探しているなら

カメラバッグは、機材の数や大きさに適したサイズや容量、バッグの種類があります。また、安全に機材を持ち運びできるような機能性と、自分好みのデザイン性など、購入するときに重視するべきポイントも多いものです。

それぞれのバランスを考慮し、自分が持っている機材に適していて、目的や実用性にぴったりのカメラバッグを選ぶと良いでしょう。

VANGUARDのカメラバッグは、リュックやメッセンジャー、トロリータイプキャリータイプ)などさまざまな種類が豊富です。機能性やデザイン性に優れたバッグであり、満足のいくバッグが見つかるでしょう。

 

多くの写真家やアウトドアファンに愛されている人気メーカーですので、ぜひ商品をチェックしてみてください。

 

>>VANGUARDのカメラバッグのラインナップはこちら



筆者紹介


Jima(じま)/ 写真家

Jima(じま)/ 写真家

基本情報

5年間フォトスタジオのディレクター兼フォトグラファーとして活躍後 管理職として得た知識と経験を活かしてフリー撮影へ活躍の場を広げる。

動画配信などを通じてスマートフォンの普及により身近となった 「写真」に対して本格的なカメラでの撮影は難しいと感じる方や 初心者の方に「カメラだからこそ楽しめる」感動体験を提供する。

◆活動内容

YouTubeチャンネル「カメラ塾【JimaTube】」ではカメラや写真、 撮影知識に関する情報を「楽しく学ぶ」をコンセプトに発信中。

◆実績

YouTubeに5年間、毎週2本以上の動画を投稿。
総再生回数520万回、制作動画は900本を突破。

23年11月時点でチャンネル登録者数は約25,000万人。

◆YouTube

カメラ塾【JimaTube】
https://www.youtube.com/@jimatube

◆目標

・YouTubeチャンネル登録者数:10万人
・CP+やNikon Fan Meeting等のイベント登壇を目標に活動を続ける。

 



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