【写真家/Jima様】カメラバッグ「ALTA FLY 62T」の使用レビュー

【写真家/Jima様】カメラバッグ「ALTA FLY 62T」の使用レビュー

【写真家/Jima様】カメラバッグ「ALTA FLY 62T」の使用レビュー


皆さんこんにちは。
写真家 兼 インフルエンサーとして活動しております Jimaと申します。

今回は私が愛用しておりますカメラバッグ VANGUARD の ALTA FLY 62T を紹介します。 過去にも数多くのカメラバッグを紹介しておりますが、今回は数多くの機材を運ぶ際に役立つ大容量のトロリータイプです。

 

 

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(1)カメラバッグを選ぶ際のポイント

私は様々なカメラバッグを、サイズや用途別で使い分けていますが選ぶ際に大事なポイントがあります。

例えば
・容量:想定する機材量に対して収納スペースは必要十分か
・保護機能:大切な機材をシッカリと守ってくれるか
・耐久性:重たい機材を入れても安心に使い続けれるのか
・利便性:各ポケットの使い勝手や細かい部分での機能性
・コストパフォーマンス:長く利用することで買って良かったと思えるか。

こういった要素の中からタイプ別で何を優先するかを考え、ベストな選択をしたいと考えております。

普段、持ち歩くバッグに少量のカメラ機材を入れる場合はインナーバッグ。
小型な交換レンズなどがある場合は小型のカメラバッグなど携帯性や質量を重視する場合もありますが
大型のトロリータイプでは収納力(容量)や耐久力を重要視します。

極論「このバッグ(トロリータイプ)より大きいカメラバッグは持たない」という考えなので、自分の持ち出したい機材をシッカリと詰め込めるサイズ(容量)が必要となります。

 

ALTA FLY 62Tの内装画像

 

(2)利用シーンについて

私の撮影は機材量としてレンズ5本にカメラ2台、コンパクトなサイズのストロボ関係や状況に応じて動画用の機材などが主です。

ALTA FLY 62T であれば余裕で収納できるため、私の撮影では十分に活躍しています。
もし収まりきらない場合は別で小型のカメラバッグに比較的軽い機材を分散して収納しています。

ALTA FLY 62T は私の移動するスタジオのような感覚で機材を運ぶ母艦の役割を担っています。

 

ALTA FLY 62Tの内装。機材を入れている風景

 

またミラーレスへ移行する中で超望遠レンズも比較的コンパクトになっており内寸550mmに綺麗に収まることも増えました。

つまりカメラやレンズを数多く持ち込む撮影や超望遠レンズなど大きな機材を運ぶ撮影など様々な用途で大活躍しており「ALTA FLY 62T に詰め込めば大丈夫」という感覚です。

これは、わかりやすい「大は小を兼ねる」だなと実感することが多いです。

 

ALTA FLY 62Tに収納していたもの

 

私はカメラバッグでは空きスペースが多少生まれてもリュックタイプで背負っての移動では身体に負担がある場合、トロリータイプを持ち出す用にしています。

 

ALTA FLY 62Tで持って行ったカメラを使って撮影した画像

Z 8 + NIKKOR Z 85mm f/1.8 S

 

安定した撮影を実現するには信頼できる機材が必要です。
その信頼できる機材を安心して持ち運べるカメラバッグも重要です。

ALTA FLY 62T に必要な機材を詰め込んだからこそ、この日の撮影も快適に進めることが出来ました。

 

(3)トロリータイプだから重視すること

実はトロリータイプのカメラバッグは収納スペースなどの他に強く意識するポイントがあります。

小型なカメラバッグであれば「軽さ」や「背負いやすいか」などが重要ですが
トロリータイプは「多くの機材や重たい機材を詰め込むため、頑丈で耐久力が必要」です。

多くの機材が入る大容量だとしても耐久力や利便性、持ち運びが困難な場合は長く使い続けることは難しいです。

つまり「大容量だから仕方なく使うカメラバッグ」ではなくて「快適に使えて、たくさん入るカメラバッグ」を選び使い続けることを推奨します。

それは頻繁に買い替えることのないカメラバッグだからこそ、購入時に妥協せず納得のできる製品を選ぶべきという私の考えです。

一方で私は小型のトロリータイプも愛用しております。
コロンとしたサイズ感とお洒落なデザインが可愛い4輪タイプのVEO SELECT 42Tです。

 

VEO SELECT 42T使用風景

 

リュックで背負って動き回るには重たい(4kgオーバー)やALTA FLY 62Tなど大型のトロリータイプを持ち出すほどでもない場合に活躍しています。

以前まではカメラリュックと大型トロリータイプのみを所有していたため、小型のトロリータイプの選択肢が増えたことは感動的です。

結果、背負うタイプのカメラバッグでS、M、Lサイズ
トロリータイプでS(VEO SELECT 42T)と、Lサイズ(ALTA FLY 62T)が揃って機材の持ち運びが快適となりました。

その日の荷物量に応じて「VEO SELECT 42Tで収まるか」を考え、収まりきらないならALTA FLY 62Tを持ち出せば解決という形です。

 

ALTA FLY 62Tカメラバッグ画像

 

機材量は撮影の目的や対象によって都度、異なります。
カメラバッグは一度買えば無理な使い方をしなければ長く持つものです。

トロリータイプを含めカメラバッグは家の中で置いておく場所が必要ですが可能な範囲でインナーバッグやリュックタイプのS、M、Lに加えてトロリータイプのSとLを揃えることをオススメします。

 


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(4)トロリータイプを選ぶ際のポイント

次は荷物を沢山詰め込み重たくなることが大前提のトロリータイプのカメラバッグを選ぶポイントです。
私は頻繁にカメラバッグを買い替えることなく長く愛用するために重要視するポイントがあります。

 

収納力
・希望する機材量が収納できるか
・大きな三脚や一脚を側面などに付けることができるか

保護機能
・大切な機材をシッカリと守ってくれるか
・タイヤがスムーズで振動が機材に伝わりにくい仕様か

耐久力
・もしタイヤが消耗した際に交換ができるか
・ファスナーは破損しにくい工夫があるか
・伸縮する取っ手が頑丈で信頼できるか
・本体側に縫い付けられた取っ手が頑丈で信頼できるか

利便性
・各ポケットなど小物管理が便利か
・タイヤはスムーズに動くか

 

次いでデザインが好みか、コストパフォーマンスに納得できるかなどの要素もチェックしています。

 

ALTA FLY 62Tの車輪部分を強調した画像

 

地面と常に接触するタイヤは削れやすく、消耗が激しいため、交換が可能かどうかが重要です。

 

ALTA FLY 62T小物収納用ポケットの画像

 

小物を収納するポケットなどの利便性も重要です。

 

ALTA FLY 62T小物収納スペースの画像

 

内側にも大きなポケットがあります。

 

ALTA FLY 62T小物収納

 

前面ポケットは側面にも収納スペースがあります。

 

ALTA FLY 62Tの滑らかなジッパーの説明

 

ファスナーが滑らかであるかも重要です。

 

ALTA FLY 62Tのないっ部収スペース

 

ファスナーが奥まで開くことで生地に開閉時の癖がつかず安心です。

 

ALTA FLY 62Tの上部で高品質の素材

 

頑丈な生地で素材感も高品質です。

 

ALTA FLY 62T丈夫な持ち手

 

階段や電車の乗り降りの際に持つ本体側の取っ手は頑丈であることが重要です。

ALTA FLY 62Tには、本体上部にバー(ハンドル)と取っ手の2種類が装備されています。
伸縮するバーは移動時の引きやすさを提供しますが、バッグを持ち上げる際にバーを使用すると、バーが壊れるリスクがあります。
そのため、バッグを持ち上げる必要がある時は、本体側についている頑丈な取っ手を使用することをお勧めします。

 

(5)快適な撮影ライフを目指して

あまり多くの機材を詰め込まないカメラバッグであれば深く考える必要はなく「カメラがクッションに守られて安全に運べれば良い」程度です。

対して大型トロリータイプとなると長く使い続けることを前提とした「動く自分スタジオ」として愛用する勝負機材を詰め込む感覚で考えています。

結果、高価なカメラやレンズを複数収納するカメラバッグに対して細かい点も含めてチェックします。
このALTA FLY 62Tは、そういった私の細かい用途にもシッカリ応えてくれており安心して使うことができます。

サイズ感はビジネスでの出張や旅行に出向かれる方なら馴染み深い大きめのキャリーバッグぐらいです。

私はALTA FLY 62Tに対しては
サイズよりも機材をたくさん詰め込むため「総重量が10kgぐらいになったかな?」と気になることが多いです。

 

 

本体サイズはモデル様の膝上ぐらいになります。
伸縮する取っ手も長さは十分にあり移動が楽です。

ちなみに外寸は(W×H×D)445×660×280mmに対して内寸(W×H×D)350×550×190mmです。
質量は本体だけで約5kgあります。

階段のみのスタジオなどに定期的に撮影に出向くのですが、その際は筋トレだと思っています(笑)
当記事が皆さんのカメラ選びの参考に役立てば幸いです。

 

動画でも熱くALTA FLY

カメラ・レンズを快適に持ち出せるカメラバッグ 【VANGUARD Alta Fly 62T】 大型トロリータイプの注意点と選び方を解説。

 

【製品詳細】

プロフェッショナルな撮影ニーズに応えるために設計されたトローリータイプのカメラバッグで、大容量で使い勝手の良さが特徴的です。内部は柔軟なディバイダー構造を採用しており、フルサイズのデジタル一眼レフカメラボディを2~3台、300mm f/2.8までのレンズを7~11本、フラッシュ、アクセサリーを余裕で収納可能です。

また、ディバイダーを組み替えることで、ドローンとそのアクセサリーを収納することもできるため、写真撮影や空撮など、さまざまな用途に対応できます。

キャスターは大型の2輪タイプで、重い機材でも快適に持ち運び可能。さらに、外部アクセスを制限する「3ポイントセキュリティ」により、機材をしっかりと守る安全設計も特徴です。

収納面では、17インチまでのノートパソコンとタブレットが収まる専用スペースをはじめ、多数のポケットやオーガナイザーがあり、効率的な整理が可能です。

クッション性に優れた内装は大切な機材を衝撃から守り、インナーボックスは取り外し可能なため、普段使いにも適しています。

三脚の取り付けも安定して行え、専用三脚ケース「ALTA ACTION」との併用も可能です。さらに、付属のレインカバーで機材を雨や湿気から保護できますので、安心して使用できます。

大容量、柔軟性、耐久性を備えたALTA FLY 62Tは、写真撮影や映像制作をサポートする優れたカメラバッグです。

【ALTA FLY 62T】製品の詳細はこちら

 

 

 

筆者紹介


Jima(じま)/ 写真家

Jima(じま)/ 合同会社Jima 代表 / 写真家 / NPS会員

基本情報

5年間フォトスタジオのディレクター兼フォトグラファーとして活躍後 管理職として得た知識と経験を活かしてフリー撮影へ活躍の場を広げる。 動画配信などを通じてスマートフォンの普及により身近となった 「写真」に対して本格的なカメラでの撮影は難しいと感じる方や 初心者の方に「カメラだからこそ楽しめる」感動体験を提供する。

◆活動内容

YouTubeチャンネル「カメラ塾【JimaTube】」ではカメラや写真、 撮影知識に関する情報を「楽しく学ぶ」をコンセプトに発信中。

◆実績

YouTubeに5年間、毎週2本以上の動画を投稿。
総再生回数780万回、制作動画は1000本を突破。

24年4月時点でチャンネル登録者数は約27,000人。

◆YouTube

カメラ塾【JimaTube】
https://www.youtube.com/@jimatube

◆目標

・YouTubeチャンネル登録者数:10万人
・CP+やNikon Fan Meeting等のイベント登壇を目標に活動を続ける。

 

カメラバッグを探しているなら


カメラバッグを探しているなら

カメラバッグは、機材の数や大きさに適したサイズや容量、バッグの種類があります。また、安全に機材を持ち運びできるような機能性と、自分好みのデザイン性など、購入するときに重視するべきポイントも多いものです。

それぞれのバランスを考慮し、自分が持っている機材に適していて、目的や実用性にぴったりのカメラバッグを選ぶと良いでしょう。

VANGUARDのカメラバッグは、リュックやメッセンジャー、トロリータイプキャリータイプ)などさまざまな種類が豊富です。機能性やデザイン性に優れたバッグであり、満足のいくバッグが見つかるでしょう。

 

多くの写真家やアウトドアファンに愛されている人気メーカーですので、ぜひ商品をチェックしてみてください。

 

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